薔薇と椿とファタモルガーナ

baramoru
もはやいつから話を進めていたか、なんで「やろう!」と思い立ったか忘れるぐらい、結構前から決まっていました。
ノベルゲーム「ファタモルガーナの館」で有名なNovectacle様とのコラボレート作品、「薔薇と椿とファタモルガーナ」が情報公開されました。
コミケでの販売になるそうです。いずれウチのサイトに置いてもいいのかもしれませんが、このサイトが「ほぼ薔薇と椿専用サイト」になるのが怖いのです。

薔薇と椿はもう出来上がっているゲームなので、このシリーズは私がコツコツと絵を変えたりパラメーター変えたりして続編などを増殖してます。
今回はNovectacleの縹さんから直接キャラにストーリーに演出指示が飛んでくる中での作成でした。
む?ずいぶん薔薇と椿とは世界も色味も違うな。いいのか?いいならここはこうしてやれ。どや。
……こんな感じで、指示もらってその通りとか、データ差し替えて終わりでいいじゃんみたいなノリはなく、修正版をやりとりしながら細かく演出に手を入れました。「薔薇と椿はこういう仕組みなのでそれは出来ない」って部分もありましたがファタモルガーナで遊んだ人には関係ない事だし、せっかくなので薔薇と椿本体では微調整できない部分もチミチミと手を入れました。

しかし、クリエーター職同士がやり取りを重ねるのは楽だ。早いし話が分かるし返ってくる物も納得できる物ばかり。進みが早い。こういう感覚はデザイン会社やめた以降久しく体験しなかったね。

最近ゲームにもコラボなんてのが増えてますが、キャラ参戦とか「よその世界にお邪魔した」みたいなのが多い気がします。しかしこれは薔薇と椿のシステムで徹底してファタモルガーナの世界を……こんなゲームだったっけファタモルガーナの館って。
指示を元に作りながらもあの世界のキャラ達をずんべろべったんにしながら「いいのか?これ」と思いつつも、「まぁ知った事か。よし、もっと吹き飛ばそう」ってがんばりました。
作業が終わり、晴れてファタモルガーナの館2週目を始めましたが、あのキャラの弱点は眉間にするべきだったなどと小さな後悔をしつつ、買った人の感想を待つ日々ですよ。

Share and Enjoy !

0Shares
0 0 0

LA-MULANA2質問受付

BitSummit2014以来、特に進展もお見せしていないLA-MULANA2でございますが、もちろん作っています。作っていますといってもホントにゲーム以前のシステムの根っこ部分の整備からなのでお見せできるものはございません。
正直なところ、KickStarter終了後からBitSummit、PAX EASTと展示モノが続いてしまって開発を本格的に始めたのは6月になってからです。

しかしだからといって何もしないのは楽しくない。そして開発がスタートしているということはかなり細部の仕様まで決定しているということでもあります。
前作LA-MULANAの制作発表の後、何をやってたか。そう、みんなからの質問だね。
決定した仕様の範囲であればお答えできるようになった訳だ。

本来ならこういうのはKickstarterのバッカー向けにやる事かもしれないが、Kickstarterやってしまった為に情報を閉じる事になるってのはウチのやりかたではございません。
このエントリーのコメントで質問してもらえれば、後日まとめてご返答しようと思います。
うまいことポロリと極秘情報を引き出してしまいそうな質問待ってるよ。

Share and Enjoy !

0Shares
0 0 0

PAX EAST

アメリカはボストンにて現地時間4月11日〜13日まで開催されるPAX EASTにPLAYISM率いる日本インディー軍団として出展することになりました。

同行するのはPLAYISMマン2人と開発室Pixelの天谷さん、えーでるわいすのなるさん。
つまりLA-MULANA2とKero Blasterとアスタブリードがまとめて出展されます。
これのおかげで4月の予定はほとんど埋まってしまっていたんですが、せっかくなので観……広報してきます。

ウチとしてはKickstarterで集めた資金の目的の一つである「海外での広報」の第1弾となりますから、がんばらなければなりません。
ここ数年で学んだことは、自分の意志で突っ込んでいかないと良い結果は出ないのだ。メディアの人間を見つけたらワイ……資料を渡し、海外の有力インディー開発者とは味方に引き……友達にならなければ。

向こうに行って何か特別なことは今のところ考えていません。何かしてほしいことはありますかね。

Share and Enjoy !

0Shares
0 0 0

ゲームラボ・カンファレンス

スペインが主催らしいゲームラボ・カンファレンスというものに呼ばれました。
今月28日に上京してラウンドテーブル形式で話してくれといわれています。
これはKickstarterで成功したことを受けて呼ばれたのかしらね。
登壇するのは、「自主制作ゲーム開発者が抱える主な課題とは?」てコーナーだそうです。
副社長?

なんだかしらないが最近対談する面子が固定されている気がしたので、新鮮な気分で挑みたいと思います。

Share and Enjoy !

0Shares
0 0 0

LA-MULANA2 Wikiとさらなる応援

LA-MULANA 2は開発中のプロジェクトだが、ファン達の力で早くもwikiが立ち上げられました。ありがとう。


http://la-mulana2.gamepedia.com/La_Mulana_2_Wiki

もちろん、KickStarterサイトやNIGOROサイトから最新情報を届けていくが、皆の力でこのページを盛り上げてもらえるとうれしい。

さて、残りわずかとなったこのKickStarterプロジェクトに、さらにさらに日本のインディークリエイターたちから応援メッセージをいただいたので紹介します。

チームグリグリ オガワコウサクさん 代表作:コープスパーティー

元々MSXユーザーでしたので、NiGOROさんの出すソフトには大変共感し、プレイしまくってる1プレイヤーです。

さらにはWiiウェア版「ラ・ムラーナ」が出た際のしっかりテイストを残しつつ、グレードアップさせたグラフィックが素晴らしく、製作中のブログのメイキングを追っては感心していたものです。もちろん、手軽に遊べるPC版も購入済みです(w)。

「2」になり、更なるグレードアップに大期待!微力ですが、応援させていただきます!

神奈川電子技術研究所 isaoさん 代表作:僕は森世界の神になる天才科学者ばいおるる・QUALIA

日本のインディーゲームの斬り込み隊長ですね!!私はうれしくもあり、うらやましくもあり、といった心境です。
これを機会にたくさんのゲーム開発者があとからどっとついてくると思います。
是非インディーゲーム業界の新たな道をつくっちゃってください!!

■ドラキュー 富野裕樹さん 代表作:機装猟兵ガンハウンドEX

私もリリース当初からずっとその動向を追いかけているファンの1人です。

王家の谷やガリウスの迷宮にはまった純MSXプレイヤーの私が「LA-MULANA2」に期待する心を抑えることができるわけもなく大推薦しちゃいます!

あの時の8bitゲームが進化し続けていたらいったいどんなゲームに進化しているんだろうか、という素朴な疑問に豪速球で、答えを魅せてくれるニゴロさんの、最新作に、新たなMSXスピリッツを期待せずにはいられません。

8bitゲームの未来に期待した製作者として同じ世界の傍らで全力で応援したいと思います!

「LA-MULANA2」実現しますように!!

次のストレッチゴールである、前作のストーリーや設定、用語集などを閲覧できる『親父の日記』も見えてきた。最後の支援をよろしく。

Share and Enjoy !

0Shares
0 0 0