GDC報告その4

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誰にも知らせることなく(あ、生放送ではしゃべったっけ?)、壊れたマシンを一人で直そうと朝一でWalgreensに行って精密ドライバーを買ってくる。ついでにセブンイレブンでホットドッグも。気に入ったんだよ。
分解
このマシンはかなりのトラブルを経験しているので、どこが悪いのかも見当がついていたので開けてみたらまったく見当違いだったので元に戻してほっといた。
画面は映らないがUSB充電器ぐらいには使えるだろう。とりあえず、講演のだんどりしてくれている会社の人にメールしておく。こんな大都会だ、なんとかなるわい。

さて、この日からGDC Playなるものがオープンする。自分の講演以外ではこれが一番楽しみだったのだ。今回はこれをじっくりレポートする。
GDC Playってのはまぁ格安ブースみたいなもんだ。企業が対象ではなく、インディー開発者が出展する為のミニブースがいくつも並んだスペースなんだな。その中で賞を決めたり、この中だけでもちょっとしたイベントみたいな感じだ。
ぼけぼけどこの国のゲームだろう
この日は昼からプレイズムマン1号とホテルで@@@からの取材を受けるぐらいしか決まってなかったので、朝から一人でGDC Playなのだ。

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GDC報告その3

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25日。さてGDC初日である。
といってもここからはGDC徘徊、取材、パーティーの繰り返しなのでポイントを抑えてはしょってしまいましょう。

今日のキモはSteamの中の人との会談である。うん、俺にはあまり関係ない。プレイズムマンの仕事についていくだけだ。
午前中は翻訳の人たちと打ち合わせ。スピーカーの人は自由に使っていい部屋があるのでそこで打ち合わせしましょうと連れて行かれた部屋が、
何かのいやがらせか
あぁ、講演に使う規模の部屋が空いていたのはわかるぜ。だからって真ん中にぽつんとテーブル置くことはないだろう。
といいつつ邪魔の入らないスペースなので、後日エンターブレインの取材で勝手に使わせてもらったよ。

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GDC報告その2

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GDC報告の意義を語りつつ、それでもまぁアメリカさまはどんなもんだったかぐらいも紹介しておきたいところ。
ということで難しい話に入る前にサンフランシスコの観光紹介をやります。

観光といっても、1日半ぐらい。日本を夕方に出てもアメリカに着くとまだ午前中っつーんだから、そりゃ飛行機で睡眠をとって初日の23日もまるまる有効活用しました。
24日は講演の翻訳さんと事前打ち合わせに使おうと考えていたけども、結局打ち合わせは25日になったので、この23、34日の2日間がまるっと空いてしまったわけです。
仕事で出張とはいえ、空いた時間があったら観光しますわな。
さらに言うと、自分は海外旅行にいって普段見ぬ光景・感じる雰囲気というか、非日常の中にいるといろいろとインスピレーションが沸くタイプなので、観光も仕事と言えば仕事。ということにしておく。

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GDC報告その1

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さて、夢のようなGDCへの遠征、講演の日々からほぼ1ヶ月がすぎました。
目的は海外での知名度アップだったわけで、GDCでの講演やインタヴューなどが出てくるのを待っていたわけですが、さすがにもう出てこないかな。

熱心に取材してくれた人たちが記事にしてくれたのかどうかもわからん。載せるかどうかは編集長次第だからね。
冷静に分析すると、「日本人初のGreenLight通過」とか「日本人の力のみでSteam販売」みたいなのはニュース価値はあったけども、
LA-MULANA自体はもう、2年も前にリリースされたゲームなのだ。いまさら大々的に扱うにはもう旬なゲームではなかったわけだ。

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PC版La-Mulanaにとある機能を実装してみました。

どうも。プログラマのサミエルです。
実はPC版のLa-MulanaにはWii版には無い機能を実装しています。

ただ俺ちゃんの技術的興味で実装した個人プロジェクトなので公式の機能ではありません。
よって、公式のサポートもできません。使う時は自己責任でお願いします。

その機能とは、ずばり「立体視モード」です。飛び出します。

立体視モードを楽しむには3Dディスプレイとメガネが必要なのです。
無い人はすいません。ここでこのブログを閉じてOKです。

俺ちゃんの技術的興味だけで実装したので、立体視にはなっていますがグラフィックがちぐはぐなところが多いです。
もともとLa-Mulanaでは立体視用に画像データは作っていませんから、そこは個人プロジェクトなんだと割り切ってください。

さて、立体視モードにするには以下の手順が必要です。

1.iniファイルを書き換える

マイドキュメントの中にある
NIGORO/La-Mulana/config.ini
をテキストエディタで開いてその中にある
ExMenu=0 の部分を ExMenu=1 に書き換えて保存しなおしてから、La-Mulanaを起動して下さい。

2.Mobile Super Xを立ち上げ立体視設定をする。

立体視モードのオプションが画面設定項目に追加され、今まで空白だった所に立体視設定用の項目が出ます。
ただ、立体視は構造の特性上フルスクリーン状態でしか起動出来ないので、Windowモードの時は操作出来ません。


3Dの表示モードはオプションの「3D」で切りかえます。項目は3種類

OFF 立体視を使わない
SIDE BY SIDE SIDE BY SIDE出力を行う
AMD Quad Buffer AMD Quad Bufferを使ったフレームパッキングを行う

が選べます。

*nVidia 3DVisionには対応しておりません!nVidia環境の人はSIDE BY SIDEでお願いします。
*nVidia 3DVision対応ノートPCにはSIDE BY SIDEに対応していない物もあるそうです。その場合はごめんなさい。

※ SIDE BY SIDEとは
ディスプレイの中央で分割し、左と右の映像をそのまま出力し、それを「ディスプレイ側の合成機能で立体視にする」方法。
Blu-rayの3D映画とか、GEARS OF WAR3の立体視モードがこの方式です。
ディスプレイによってはディスプレイ全体を使う解像度設定でないと綺麗に合成出来ない場合があります。

※ AMD Quad Bufferとは
http://blogs.amd.com/play/2011/08/04/amd-quad-buffer-api-is-now-available-to-the-public/
Radeon HD5000シリーズ
Radeon HD6000シリーズ
Radeon HD7000シリーズ
Radeon Aシリーズ
が搭載されているWindows Vista以降のWindows環境でフレームパッキングによる3D表示を行う為のドライバです。
このモードだとディスプレイの設定を手動で変える必要はありませんが、環境条件が厳しいので注意して下さい。

AMD Quad Bufferモードの注意!
1. XPだとそもそも使えません。
2. La-Mulanaは現在の解像度設定のまま、AMD Quad Bufferが使えるかチェックを行います。ところが、環境によってはフルスクリーンで表示は出来てもAMD Quad Bufferには対応出来ない解像度設定を持っている場合があります。
HD解像度は確実に対応しているので最初はHD解像度(1920*1080)で試してみる事をおすすめします。
3.ディスプレイによっては、AMD Quad Bufferモードだと最大リフレッシュレートが30程度に落ちる場合があります。
その環境でLa-Mulanaを動作させると、フレームが抜けたり処理が遅くなったりします。
解像度を変えると60hzで動作出来るモードを持っている場合もあります。
4.デュアルディスプレイ環境での動作は怪しいです!AMDさんのサンプルでも同じ問題が起きたのでドライバ自体の問題と思われます。
デュアル環境の人もSIDE BY SIDEを選び、ディスプレイのモードを手動で切り替えて下さい。
5.正常に動作する環境でも使用時にALT+TABなどでWindowを切り替えて戻るとディスプレイが立体視にならない問題がドライバにあるようです。その為La-MulanaはAMD Quad Buffer使用中に画面の切り替えが発生した場合は立体視をOFFにするようにしています。

一般的な3Dディスプレイに接続している場合は、SIDE BY SIDEにしてディスプレイをSIDE BY SIDEモードにすれば問題なく動作するでしょう。
開発環境ではMITSUBISHIのRDT233WX-3Dを使って確認しております。安かったんです。

立体視オプションはこの「3D」の他に「深さ」を用意しています。
奥行きとの立体視を作る大きさの数値で0から5まで6段階にスライドします。
0は視差無し、基本は3を想定しています。色々試してみて下さい。

FAQ:
Q1.:nVidia 3DVisionに対応する予定はありますか?
A1.:現段階ではあんな高価な環境買え無いので無理です。La-Mulanaがびっくりするぐらい売れたら対応出来るかもしれません。

Q2.:3DS版を出す為の物ですか?
A2.:2Dゲームを立体視にしたらどうなるのかを実験したかっただけです。

Q3.:今後のNIGORO作品も3Dに対応しますか?
A3.:立体視面白い!と思う人が多かったら考えます。

小学生の頃ファルシオン見て感動した念願の立体視をついに実装したぞー!と言う完全な自己満足ですが、結構面白い感じになるので環境のある人は是非。
なにかあれば俺ちゃんのツイッター @samieru_nigoro にご連絡ください。

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