GDC報告その5

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GDC3日目の27日というか28日の講演もまとめて報告。27日も行ったGDC Playのことはもう全部書いたので割愛。小島監督の講演がある日だがまず見に行くことは無理でしょうっつーぐらい予定が詰まっておる。
予定というか、ようやくマシンの調達がなんとかなりそうなのだ。いや、なんとかなりそうな話が聞けそうなのだ。一応、念のために朝一でアップルストアに行っておいたぜ。9時から開いててびっくり。

結局マシンの調達はどうなったかというと、講演をセッティングしてくれた会社の社員さんからMacbookを借りれることになりました。
なりましたが、彼だって仕事で使うんだ。俺が借りられるのは明日の講演当日、2時間前からだ。すてき!
出陣前のコメはまずい
あらゆるマシントラブルの経験から起きうることを予測しつつ、他の人の講演準備中の会場に入り込んで、彼のマシンからKeynoteをオンラインで買ってもらう。
彼のマシンが英語OSだとしたら俺のプレゼン原稿の日本語部分は大丈夫なのか?という心配はあったが当日まで借りられないんだからしょうがない。もう当日までキニシナイ!

そんなこんなで予定が詰まっていたというよりも講演当日の為の準備でばたついただけだったのだな。
客入れ前壇上からの光景
とりあえずGDCでの講演がどんな感じなのかと見ておきたかったのでマーベラスとTOKYO JUNGLEの講演を見る。リハーサルから覗かせてもらった。会場の大きさや機材も把握しておかないとね。
どーも、日本人講演ってのは人が少ないみたいだ。結構な広さの会場だし、ニュース記事に載っている講演者の写真を見ると黒い幕を青いスポットで照らされたかっこいいものばかりで、どれほど華やかな舞台なのかと心配してたんですがね。
立派な会場にまばらに人がいる感じ。これなら大学の講義室ぱんぱんに人が入ってた台湾のGDACでの講演のほうが盛り上がってたよ。個人講演だからこんなに人が少ないのか?と思っていたらNintendoのWEB Frameworksの講演も似たような客の入りだったらしい。うーん、なんだかGDCに講演で呼ばれるって別にたいしたことではないような気がしてきたぞ。

講演をしてきた人間としては自分の糧になったとか良い経験になったという意味で十分有意義だったと思うんだが、「日本人単独2人目の登壇!」……といばるような成果や効果はないぞコレ。良い講演が出来たとか質疑応答が盛り上がったとか、日本人の進出が目立ってきたとか……そりゃ言葉を選んで良いように表しただけだなというのが体感した人間の感想。
改めて考えてみると、実際自分が英語で講演されても何を話してるか判んないから聞く必要ないなーと思ったぐらいなわけで。外人からしても日本語でしゃべられて、テンポのずれる同時通訳を聞きながらじゃないと理解出来ない、しかも通訳はいる分内容・講演時間が半分になる、よその国からやってきた人間の講演なんてよほど注目してないと行かないだろう。
良い講演が出来たとかそういう次元の話じゃないのだ。まず知られてないし注目されてないんだから、始めるならそこから手を付けないといけなかったのだ。

パンフレット
例えば、この講演内容一覧のパンフレット。聞きにくる人はこれを見てどの講演を聴こうか考えるわけだ。
だとしたら講演タイトルに「LA-MULANA」とゲーム名を入れるべきだったし、「ポロリもあるよ!」ぐらい書いておけば良かったのだ。ロビー活動もゲームの宣伝だけじゃなくて講演することを吹いて回るべきだったのだ。

やー真面目に語ってしまいがちだが、しかたがない。細かいアメリカでの出来事は徐々に公開していっているGDCからの生放送を追ってみてください。もうGDCから随分日が経ってしまったので真面目に思うことを語っておかねば。
日本人の良いところでも悪いところでもあると思うんだが、「参加したことに意義がある」とか「頑張ったのだから」とかで人を悪く言わないようにというかプラス思考と言うか、とにかくまぁ褒められるところを評価しようよという優しさと言うか事なかれ主義みたいなね。
そんな甘い壁じゃないぞ。というか今まで日本人講演を見てきた人はこの現状を知ってたのか?大層な費用をかけて講演しにいったけどおかげで有名になったような実感もないし、東京ゲームショーで取材受けたのと同じレベルだ。

ま、それを体感出来ただけでも良しとするべきか。レベルの高い人達と友好関係を広げられたのは素晴らしいことだと思うが、それはGDCじゃなくても出来るもんね。いや、GDCだからこそ高レベルが集まってたと見るべきか?
金と時間がかかっているので有意義だったと思い込みたいが、世界でメジャーになるには日本からの壁はまだまだ大きいよと言うまとめでいよいよ最後のまとめにいきます。

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