NIGOROブースの作り方。

ご無沙汰しております。代表取締役雑用のPANDAです。

2015年、NIGOROは東京インディーフェスティバル・Bitsumit・PAX PRIME・東京ゲームショウと4回出展しています。
3年前の東京ゲームショウでLA-MULANA2を初めてお披露目してからずーっとLA-MULANA2を展示しているのですが、今日はそのブースについてのお話しをしようと思います。
ブースをどうしたらいいのか悩んでいるデベロッパーの参考になれば幸いです。
tgs2015_01

□基本設備

NIGOROのブースは東京ゲームショウのインディーブースの仕様をベースに構成されています。

1. 木製ラック

2. PV用モニター + 外付けスピーカー + ノートPC + ファン付き冷却台

3. 試遊台用モニター + ノートPC + ファン付き冷却台 + XBOXコントローラー(有線) + (外付けスピーカー (小))

4. 配布物(メディア用・一般用)

5. 祭壇グッズ

これらを W990mm x H1180mm x D770mm のブースに配置できるようにプランを作っています。

tgs2015_02

※ブース横にある人物イラストは 女性 160cm 子供 110cm 男性 170cmを想定して設計を行うためです。

□設計思想

・試遊台はアテンド(説明担当者)の説明を聞きながらもちゃんと遊んでもらえること
・NIGOROを知らない人に足を止めてもらえること

この2つを基本思想としてブースの設計をしています。

設計図面を見ると分かる通り、NIGOROブースはモニターを上下に設置しています。

tgs2015_03上のモニターは延々と何種類かのPVが流れています。LA-MULANAは試遊が長くなってしまうので、待っていただいている間にLA-MULANA以外の作品紹介をしたいというのと、LA-MULANAを知らない人に展示してあるゲームのダイジェストを観てもらい足を止めてもらう為。
さらに試遊台はプレイしている人がいると周りからは全く見えなくなってしまうのそれを防止するためというのもあります。

遠くから見た時にポスターなどの静止画だと、あそこには何が展示してあるのかパッと見わかってもらえないですし、動画のほうが人の目を惹きつけ足を止める効果が高いのでこの構成となりました。

PVが複数あるのは、通る毎に「さっき見た奴と違う」をフックに足を止めてもらう意図と、同じPVを流しているとアテンド(説明担当者)がずーーーーーーーーーーーーっと同じ音楽を聞く苦行となるのを防ぐ意図があります。

スピーカーを設置しているのは、広い会場だとTVモニター内臓のスピーカーでは聞き取りづらいからです。
TGS2015ではガンヴォルトのインティ・クリエイツさんがPA卓(音量・音響調整用の機材)を設置して音量・音質にはかなり気を使っていました。

下のモニターは試遊台です。
NIGOROのブースではヘッドフォンは置いていません。昔は置いていたのですが、どうも日本ではヘッドフォンは好まれないようだったので撤廃しました。アテンドの説明も聞き取りづらいですしね。

代わりに、試験的に小さいスピーカーを試遊台側には設置しています。
PV用モニターとの音の干渉を心配しましたが問題なさそうなので次回以降もこの構成にするのではないかなと。

NIGOROブースでは設備は自前です。
これからも様々なイベントに出展したいと思っているので、都度レンタルするより自前のほうが安く上がります。
また、木製の専用ラックはDIYが得意で駄菓子屋筐体などを自作している@taigooooさん(通称:武田工藝舎)にお願いして作ってもらいました。

これらも最初からあったわけではなく少しづつ機材を増やしましたし、今後も必要に応じて増やしていくと思います。

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長くなってきたので続きはまた次回に。
次回は、梱包と配布物。できればアテンドについて書ければと思っております。

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