「ゲームは映像、音楽、文章などさまざまな要素が組み合わさった総合芸術だ!」といわれていたことがありましたが、自分は「ゲームはサブカルチャーじゃい!」と思います。どこまで行っても「遊び」のひとつだと思います。

しかし同じサブカルチャーである漫画と比べると、どうもゲーム作りって幅が狭い気がする。個人単位で楽しく作るか、大会社に勤めてプロジェクトとして取り組むか。近年ではその状態から変化を起こすために中規模な開発専門会社も増えてきました。でももっといろいろあっていいはず。最新技術でどがーんぐりぐりなゲームや、家族みんなで体動かしてハッスルなゲームや、午後のティータイムに深く考えずにカジュアルゲームもいいけど、おっちゃんの頭でついていける昔の興奮そのままなゲームがあってもいいじゃないか。

レトロゲームはブームで終わらせるには惜しい文化です。リメイクや再販なんかで終わってしまいそうな感じがしますが、3Dもなく、容量も限られていた中だからこそ生まれたゲーム性があったはずです。技術の進化とともにこの面白さまで「古いもの」にされちゃっている気がします。今やっても面白いものは面白いはず。

レトロゲームってのは流行で消えてしまうような軽いものではなく、遺跡のようなものだと思います。機械もなかったくせに巨石積み上げる技術、情報が少なくて想像する楽しみ、ひょっとしてまだ地下に謎の部屋があるんじゃねーのというワクワク感。そしてなんといってもわけのわからないロマン。もしゲームが大容量や3Dの技術がないまま進化したとしたらどんなゲームが出来ていたのか。このレトロゲーム遺跡がもつ独特の楽しさを現代のゲームに活かせないものか。まだまだ未知の面白さが眠る遺跡に我々は探検に出かけます。ちょくちょく戦利品をお届けできると思いますので、これからよろしくお願いいたしますです。